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つくばエクスプレス“インチキ監査”内部資料を入手《予告編》

週刊文春デジタル班

《完全版》動画は2月1日(木)より「週刊文春デジタル」で公開!
http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/video

「つくばエクスプレス(TX)」を運行する第三セクター「首都圏新都市鉄道」が、2016年5月に実施された国土交通省関東運輸局による最新の保安監査で、事前に詳細な監査項目を把握していたことがわかりました。TXが監査項目を現場に周知した際に使った内部資料を「週刊文春」が入手しました。

「事前に監査事項について把握したTXサイドが、会社ぐるみで資料を準備し、保安監査に臨んだのです」(首都圏新都市鉄道の現役社員A氏)

 ではなぜ、TXには保安監査の詳細が伝わっていたのでしょうか。

「TXの社長には歴代、国交省出身の人物が就任しています。現職の柚木浩一社長も国交省OB。さらに、現在の運輸部長も国交省の出身です。実際、運輸部長が関東運輸局に行くと、監督官庁の運輸局の人間が逆に挨拶に来ると社内で噂になっていました。資料にある運転部門の監査に立ち会ったのは、その運輸部の社員たち。普段から親密な関係にあるのです」(A氏)

「週刊文春」の取材に対し、首都圏新都市鉄道と国交省関東運輸局はそれぞれこう回答しました。

「4月28日の段階で監査にむけて、帳票類の整理などを指示したが、それは想定問答の準備と認識している。その後、(関東運輸局の)担当者とのやり取りの中で監査項目を確認したので、5月24日にメールで現場に周知した。監査を受ける事業者として準備をするのは当然」(首都圏新都市鉄道)

〈監査員にも確認したが、監査事項を事前に相手方に伝えてはいない。TXが前回の監査などから、聴取される可能性がある事項を事前に現業に周知した可能性も考えられる〉(国交省関東運輸局)

 2005年の開業から13年が経つTX。乗客数は開業時の2倍となったが、会社の体制がそれに追いつかず、トラブルが続出しているとも指摘されています。公共交通機関として最も重要な安全管理体制への姿勢が問われている。

 2月1日朝5時に公開する「週刊文春デジタル」の《完全版》動画と特集記事もご覧ください。

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