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三木谷会長、バルセロナに257億円。一方、楽天球団は

バルセロナのバルトメウ会長と三木谷氏
Photo:Kyodo

 インターネット通販大手の楽天がサッカーのスペイン一部リーグの名門チーム・バルセロナのメインスポンサーになる。来年8月に開幕する2017-18シーズンからユニホームの胸部分に同社のロゴが入る4年総額約257億円の大型契約だ。

 11月16日にバルセロナで会見した三木谷浩史会長(51)は「世界一のチームと契約できたことを光栄に思う」と誇らしげに語った。

「楽天の世界でのブランド戦略を強化するため、だとか。

 楽天が所有するJリーグのヴィッセル神戸も来季からバルセロナと同じ胸ロゴで戦うようです。とはいえ、野球のほうでは考えられない、大盤振る舞いなのは確かです」

 と笑うスポーツ紙デスクによると、もう一方の楽天ゴールデンイーグルスのほうは、「涙ぐましい営業努力」を続けているのだという。

「楽天は来年、プロ野球の一軍の公式戦では29年ぶりに青森で試合をします。普通、地方球場での試合は“(地元の興行主がお金を払う)売り興行”ですが、楽天の場合、文字通りの手弁当。本拠地の出店まで一緒に遠征して、手作り感満載。ファンは盛り上がるんですが、社員総出で大変なんです」(同前)

 一方で、18日には、西武からFAで獲得した岸孝之投手(31)の入団を発表。4年契約で、総額は16億円とも20億円とも言われる大型契約だが、これはあくまで“例外中の例外”なのだとか。

「あのチームに先発投手の補強は必須ですが、星野仙一副会長自らが三木谷さんを説得して、獲得資金を引っ張り出したようです。同じくFAの日本ハムの陽岱鋼(31)にも関心があるとされてますが、代理人が“4年で12億円”と吹っかけているので、一転静観の構えです」(担当記者)

 三木谷氏は14日に行われたプロ野球のオーナー会議でも“らしさ”全開だった。

「15分遅刻してきた挙句、いきなり外国人枠の撤廃を訴えた。事前の根回しがまったくなかったので、他のオーナーたちは無反応でした。対照的にバルセロナとの契約は、三木谷会長が同チームのジェラール・ピケ選手と夕食をともにしたことから、始まった話だとか。ずいぶんアプローチが違いますよね」(同前)

 楽天球団の社員たちはどう思っているのだろうか。

「週刊文春」編集部

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2016年12月1日号
2016年12月1日号
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2016年11月24日 発売 / 定価400円(税込)
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