
小型犬は衣装持ちなのに、大型犬はおしゃれできない?
最近の犬は衣装持ち。中でもシーズーは六一・九%が十着以上の服を持っている。続いて、トイプードル、ヨークシャーテリア。最下位は柴犬。そんな興味深い調査結果が出た(ペット保険を扱うアニコム損保の調査)。
ペットグッズを扱うクリエイティブヨーコでは、ドッグウェアが一気に浸透したのは〇四〜〇五年頃からだと言う。
「売り上げは倍々で急増、その後も順調に伸びており、型の数も〇五年秋冬は三百九十、今年の秋冬は七百六十型と倍増しています。その七〜八割が小型犬サイズ。小型犬の飼い主には、たくさんの種類をそろえて楽しみたい人が多い印象です」(広報担当 黒岩文明さん)
『GOOD DOG BOOK ―ゆるゆる犬暮らし―』(小社刊)の著者、石黒由紀子さんの話。
「小型犬が主流になり室内飼いが増え、犬は家族の一員として大切にされるようになりました。また、ドッグカフェや犬のイベントなど犬を連れて外出できる場所、機会が増え、おしゃれさせたいと思う飼い主が増えたのでしょう」
かつて犬の服は、老犬の体調管理や雨対策など機能面重視で、Tシャツなどシンプルな服が主流だったが、ここ十年でアイテムの幅が広がった。
「襟付きシャツとジーンズやスカートを組み合わせたり、Tシャツにベストの重ね着というコーディネートも。靴や帽子、夏は浴衣、冬はダッフルコートなど季節商品も登場。犬の服専用クローゼットまであります」(同前)
ドッグブランドショップ「デザインエフ」によると、
「今、犬の服の流行は人間のファッショントレンドにリンクしています。そこで、飼い主と犬が服や小物のテイストを揃えて楽しむことができるんです」(同社広報担当者)
ただ大型犬の場合、簡単におしゃれを楽しめない。
「公共の場所では抜け毛が飛ばないよう服を着せるのがマナーですが、大型犬用の既製服は少なく、飼い主さんは選ぶのに苦労してます。私どもは〇一年に犬の洋服のオーダーメイドを開始。当初は小型犬用の注文がほとんどでしたが、今では大型犬用が九割と完全に逆転しています」(「犬の洋服屋さん ゼロワンスタジオ」代表 飯島利恵さん)
ちなみにオーダーメイドは一着千七百円〜という。

















